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2024.6.8 07:00ゴー宣道場

皇位継承問題・全国紙社説読み比べ

皇位継承問題・全国紙社説読み比べ byトッキー

 

 7月27日開催スペシャルイベント
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 これに連動して本日は特別企画!
 私・時浦が、皇位継承問題に関する最近の全国新聞4紙の社説読み比べをします。
 あ、産経は除外ね。あれ、もう全国紙じゃないので。

 

 毎日新聞は、立憲民主、公明など各党が見解を発表し、自民案がまとまれば与野党協議が始まるという時点の4月10日、「皇族確保の政党間協議 もう先送りは許されない」と題した社説を出しました。
https://mainichi.jp/articles/20240410/ddm/005/070/094000c
 これは私も当日のブログで書きましたが、政府の「有識者会議報告書」にある、男系派に媚びて書かれた二案、
①女性皇族は結婚しても皇族のままとし、夫や子供は民間人のままとする。
②旧宮家の子孫である一般国民男子を宮家の養子に入れ、皇族とする。
 をはっきり否定し、これは「持続的な皇位継承策」ではないことを明確に指摘したものでした。
 いま読み比べてみても、全国紙4紙ではこの毎日の社説がダントツで1位と言っていいでしょう!

 そして、衆参両院議長の下で与野党協議が始まったことを受け、5月19日には読売新聞と日本経済新聞が社説を掲載しました。
 読売「皇族数の確保 制度維持へ政治の責任は重い」というタイトル。
https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20240518-OYT1T50157/
 読売は、有識者会議報告書①案については
「配偶者と子を一般国民とした場合、政治活動や自らの意見表明が自由にできることになる。皇室の政治的中立性や品位を保てるのだろうか」
 と、全くの正論を主張!
 ところがそのすぐ後に、こんなことを書いています。
「万が一、皇室を維持できなくなるような事態に備え、少なくとも皇族女子の子を皇族とすることは選択肢としてあり得よう」
 つまり、女性皇族の子は皇族とするが、夫は国民のままとする、という新たなプランを提案しているのです!
 ……気は確か!?
 配偶者と子が一般国民だったら「皇室の政治的中立性や品位」が保てるのかと書いたすぐ次の行で、「配偶者は一般国民、子は皇族」はあり得るって書いてるんですよ!!
 しかも、その場合に女性皇族の子に皇位継承権を与えるのかどうかも、読売は明確にしていません!

 そして②案については、読売はこう書いています。
「戦後長い間、一般国民として過ごしてきた人を皇族とし、さらにその子に皇位継承資格を与えることが「国民の総意」に沿うと言えるのか、慎重な検討が必要だ」
 ものすごく曖昧な言い方でぼかしているけれども、どうやら明確に反対はしないが、賛成はできかねるという感じです。
 で、読売新聞社として、安定的皇位継承のためにはどうすればいいと考えているかについては、一切書かれていません。全く何も考えていないから、書けないのでしょう。
 それでも政府寄りと見られている読売新聞が、政府の「有識者会議」の①案②案共に賛成していないということには注目です。
 産経が完全に男系カルトに舵を切ったのも、読売がこのような態度を取っているため、読売から男系派の読者を奪えると思ったからかもしれません。奪えたとしても、微々たる数だとは思いますが。

 一方の日経社説は「広く理解得る皇位継承議論を」というタイトル。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODK176XP0X10C24A5000000/
 これは、ある意味、ものすごい社説でした。
 何しろ、ものの見事に、「何も言っていない」のです!
 毎日は有識者会議案に明確に反対、読売はどっちかといえば反対なのかな?という社説なのですが、日経は、賛成も反対も表明しないのです!
 日経はただ、両案ともに検討課題があると解説した上で、「与野党は丁寧な議論を心がけてほしい」「真摯な検討を求めたい」と言っているだけ!
 日経には、安定的皇位継承のためにはどういうプランが望ましいかという考えが、全くないのです。ただ、国会議員が「丁寧な議論」と「真摯な検討」とやらをすれば、どんな結果が出てもいいのです。
 そして結論も「天皇制をどう維持していくべきなのか。国民の中で根本的な議論が進む環境を早く整えたい」と、まるで他人事です。
 何も考えていないし、どーでもいいとしか思っていないのが丸見えです。

 そして、朝日新聞
 朝日は5月7日、「皇位の継承 国民の声踏まえ協議を」と題する社説を掲載しました。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S15928437.html
 これについては、現在発売中のSPA!6月11日号掲載の「ゴーマニズム宣言」第235章「朝日新聞の恐るべき企み」に描かれているので、ここでは詳述しません。
 とにかく「有識者会議」報告書の両案を明確に否定しながら、悠仁さままでの皇位継承はゆるがせにしてはならないという朝日社説は、このまま何もせずに次世代の皇族が悠仁さま一人になるまで放置し、皇室廃絶に向かわせようという企みを以て書かれているのではないかというのが、私の見立てです。
 もっとも、本当はもうひとつ考えられるケースがあって、それは、朝日の論説委員が、報告書の両案を否定しながら愛子天皇を認めなかったら「支離滅裂」であるということすら気づかないほどの、バカだということです。
 しかしここは、いくらなんでも朝日の論説委員がそこまでのバカであるはずがないと好意的(?)に解釈して、これは確信的に皇室廃絶を狙った社説であると判断しています。

 

 さあ、皆さん!
 全国紙の社説を書いてる論説委員ですら、こんなもんなんですよ!
 心ある国民が大騒ぎして見せなければ、マスコミは決して事の重大性には気づきません!
 だから、スペシャルイベントが必要なのです!
 みんなでマスコミの目を覚まさせましょう!
 そして、愛子さまを皇太子に!!

 

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